フレンチブルドッグひろば


メニエール病

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[相談:体] メニエール病 / モコ 2013/7/13 18:23  [Edit] 
初めて質問させていただきます。
突然ですが、愛犬がメニエール病にかかった方はいらっしゃいませんか?
うちのモコ4歳(11月で5歳)は、病気の多い子です。
アレルギー、皮膚トラブル、膀胱炎、膣炎、外耳・内耳炎などです。
去年の秋に外耳炎から鼓膜が弱りやぶれてしまってからは、ほぼ毎週耳の洗浄のため通院しておりました。
前に飼っていたビーグルを血肉種で亡くして辛い闘病生活を送ったこともあり、モコの体調の変化にはわりと敏感で、気になることがあると即病院に行くようにしていました。
昨日の朝もなんとなくモコの様子がおかしく、首を床につけなかったり、表情がなかったり、よだれを垂らしていた事が気になり夕方病院にいきました。(耳の調子が悪い時の症状に少し似ていました)
3週間まえほどから、モコの陰部からおりものの様なものがでており(昨年春に避妊済み)、その時は畜尿と診断され、薬の投与で回復いたしましたが、2〜3日前より、またおりものが出ていた事、そして耳の様子が回復していたので、1週間に1回だった通院を2週間に1回にしてみようかと先生とお話しし、今日がその2週間に1回初めての通院の日だったこともあり、昨日の夕方に病院にいきました。
その時にはエコーでは蓄尿の症状はもう消えているけど、すこし熱があるのでどこかで炎症をおこしているのかもしれないね、耳は良好だよ!と言うことで炎症止めの薬をもう少し続けようと薬を貰って帰ってきました。
しかし、夜中の11時ころ、突然モコの眼球が左右に揺れ、頭をゆらゆらさせ、失禁しソファーから落ちてしまい、即病院に駆け込みました。
すると先生がすぐに「メニユル氏病です」と診断され、モコは入院することになりました。先生は徹夜で30分おきにモコに注射を打ってくださり、今朝会いに行くと昨日は無表情だった顔が目は元気にひらかれ、立ち上がりました。ただ、目の揺れや頭の揺れは昨日よりはましになったものの、まだありました。
先生のお話では最低でも1週間、ひどい子では3週間目の揺れが続くと。
目の揺れがある限り、お返しする事はできないと。
90パーセントは回復するが、10パーセントの子は亡くなる事もある。
と言うお話でした。
私もいつ病院から電話がくるかと思い、昨夜は起きて色々とメニユル氏病について調べたところ、メニユル氏病=メニエール病ということと、老犬に多い病気ということ、あと、入院しない子もいることを知りました。その中で突発性前庭疾患と診断された子が居て、メニエール病の症状にとても似ていました。
それと、脳腫瘍などの病気がかくされている事も知りました。
そこで、どんな小さな事でもいいので、愛犬がメニエール病、または前庭疾患を経験された飼い主様がいらっしゃったら是非お話を聞かせてください。
私はモコの生きる力の強さを信じています。
モコを家族に向かいいれた時から、私はモコの如何なる事も受け止め、強い飼い主でいようとつとめてきましたが、不覚にも今日お見舞いに行った先で泣いてしまいました。
モコを不安にさせない為にも、色々な事を知って、構えていたいので、何か情報がありましたら、是非とも情報の提供をお願いいたします。

(1)
いびころ
2013/7/13 23:57
 [Edit] 
うちの子(♀5歳11ヶ月)はメニエール病ではなかったのですが、5月に突然の眼振、転倒、首が傾き熱もあり脳神経外科の専門医を受診しました。外耳炎から内耳炎になっているとの診断で、通院で治療を2週間続けましたが悪化し脳炎の可能性が出ました。その為3週間入院し無事に退院しました。

発病時より抗生物質を服用し、現在も服用中です。内耳炎は治ったかの見極めが難しい上に、フレブルの内耳炎は耳の構造上も関係して、他犬種の内耳炎とは全く別に考えていると言われました。完治まで慎重に経過を診る必要があるそうです。完治まで半年から1年はかかるとので、抗生物質はまずは半年位は服用する予定だと説明を受けています。

日々ケアをしていましたが急激に病状が悪化したのは、アレルギー性の外耳炎が原因でした。
アレルギー持ちなので、ここ1年は同じアレルゲンフリーの療法食を与えていました。入院時も同じフードでしたが顔が腫れたり、血が出るまでかきむしり、下痢が続いたのでフードを変更しました。その結果、中々治まらなかった外耳炎は急速に良くなりました。与えていたフードにアレルギーを起こすようになっていたのに気が付きませんでした。

うちの子は急変を覚悟しないといけない危ない状態でしたが、今はすっかり元気になっています。モコちゃんもきっと元気にお家に帰って来てくれると思います。

(2)
cocoのパパ
2013/7/14 1:38
 [Edit] 
メニエール病と前庭障害の違いはわかりませんが、後者であれば我が家のココ(6歳、♂)が発症したことがあるので、少しでも参考になればと思い書き込みします。
一昨年の二月、散歩から元気よく帰ってきたココが玄関で突然あちこち臭いをかぐような動作をしました。足を洗っている時に目が左右に振れている(眼振)のに気付き、急いで病院に連れて行きました。このような症状の原因としては中枢神経性(脳腫瘍など)と末梢神経性(中・内耳炎、前庭障害など)のものがあり、眼振の形(眼振にも左右、上下、回転があるそうです)からして脳腫瘍の可能性は低いという診断でした。三日入院、眼振が収まったので退院しましたが、頭が傾いており(斜頸)、斜頸が完全になくなるまでには二年近くかかりました。
五月、突然、顔の右半分が麻痺し、上唇がだらりと下がり、右瞼が閉じなくなりました。
八月末、ココの呼吸が突然荒くなり(1分間に80回をオーバー)、病院へ行く途中で目から生気が消えました。点滴をしてもらい、家に連れ帰りましたが、一晩中荒い呼吸が続きました。ただ、不思議なことに、翌朝おしっこをさせようと外に出したら、スタスタと歩き出しました。こうしたことが数日おきに何度も続き、深夜の救急病院にも何度か駆け込みました。そのため、大学病院でMRIを撮ってもらうことにしました。脳腫瘍は見つからず、中・内耳が膿で真っ白に写っていました。大学の先生の話では、内耳の周りには色々な神経が通っていて、この化膿が悪さをしているのではないかということでした。これまでの様々な症状はやはり耳の化膿が原因だったようです。手術は副作用が大きいのでしない、薬で治すしかないが、内壁にノータイ(膿苔と書くのでしょうか。かざ蓋のようなものと思います)が出来ていて、菌はその裏側に潜んでいるのでなかなか殺せない、という話でした。1年間、ステロイドと抗生物質の投薬、2週間置きの耳の洗浄を続けました。完治したかどうかは薬をやめてみて再発するかどうかをみるしかないのですが、たまたまその頃、開腹手術とヘルニアの治療で同じ薬を使うことがあり、耳の洗浄が2か月ほどおろそかになったことがありました。すると、耳は膿でいっぱいになりました。現在は2週間おきに耳の洗浄に行っていますが、その点とたまのヘルニアを除けば、元気一杯に過ごしています。暫く前に、似たような症状で手術をされ、その後失明の危機を訴えている方がいらっしゃいました。今後の成り行きによっては手術の話が出てくるかもしれませんが、その時はセカンドオピニオンを求められることをお勧めします。

(3)
モコ
2013/7/14 15:12
 [Edit] 
いびころ様、cocoのパパ様、貴重な体験談をお聞かせ頂き、本当にありがとうございます。
今朝も病院へお見舞いに行ってきたのでご報告をさせて頂きます。
昨日よりはずっと元気になっていました。
ケージの中で寝ていたモコが、私たちを見て立ち上がり、ケージを開けると喜んで突進してこようとしました。
目の振れも止まって来ていましたが、やはりまだふらついていて、
動きながらも何度も腰を抜かしたような動きをしていました。
ですが、ごはんを少し食べてくれたようですし、私たちを見て興奮したのか、水もごくごくと飲んでおりました。
その姿を見て本当に安心し、きっと大丈夫だと、自分たちの気持ちも大分強く持てました。モコを不安にさせないために、今日は笑顔で会いに行こうと決めていましたが、笑顔をくれたのはモコのほうでした。
先生は診察で手が離せず、かわりに奥様にお話しを伺ったところ、回復は早いほうで、予後は良好のようです。
そして気になっていたメニエール病と前庭疾患ですが、どちらも前庭部分に障害が起きているため同じ意味合いだとおっしゃっておりました。
脳腫瘍の可能性も聞きましたが、モコの場合は脳腫瘍ではなく、脳炎であろうという事でした。
やはりモコの場合は耳が弱いので、このような事が起きたようですし、今後も再発はありうると。しばらくは抗生物質を続けるとの事でした。
いびころ様とcocoのパパ様のお家のブヒも、やはり耳に問題があったのですね。
私もモコが内耳をやられてからは、この脳炎が恐ろしかったのですが、まさかモコが本当になるとは夢にも思っていませんでした。
アレルギーから来る内耳炎や外耳炎があまりにもしつこく、昨年の冬からは手作り食にしていましたが、口にするもの以外でも(花粉など)アレルギーがでるため、もうどうすることもできませんでした・・・。
再発の事も考えると今まで以上に色んな事に気を付けなければいけないと思うので、これからどんどん勉強していきたいと思います。
これから一生付き合って行く病だと肝に銘じて、できる事はすべてして行こうと思います。
また何かありましたら、お話をお聞かせください。
とても参考になりました。
お二人には心から感謝しています。
そして耳の病気が多い犬種なだけに、これからも同じ事で悩まれる飼い主さんがいらっしゃるかもしれないので、今後の状況も、ここに記録していきたいと思います。

(4)
モコ
2013/7/19 23:57
 [Edit] 
経過報告です。
あの後何度か病院へお見舞いに行き、日に日に快復していき、本日無事退院致しました。
まだ足元はおぼつかず、ふらふらと転んだりはしますが、1週間前に比べるとものすごく元気です。
ただ、再発の恐れやふら付きによる怪我などが心配なため、日中1人にする事はさけたいので、来週1週間は入退院を繰り返す事になると思います。
再発は1年以内に高確率で起こるだろうと先生に言われました。
夏場は水分不足や興奮、熱中症などにより血液がドロドロになってしまい血管がつまりやすくなるため、この病気は多く出るそうです。
なので寝る前などは特にお水をたくさん飲ませるようにと、ドックランで遊ばせたりはしないように言われました。
それと、興奮は脳圧をあげるため、よくない様です。
冬場は血管が収縮するため、同じく血管がつまりやすくなるそうです。
再発を避ける事は出来ないのかもしれませんが、先生に言われたことはしっかり守り注意をして行こうと思います。
そして、この病気は発症した当日・翌日が勝負だといっていました。
ふつうは入院までさせずに、眼振を止める注射を打ち家で看てと帰すのだけど、モコの場合は結構ひどい症状だったようです。
だけど、快復も早いほうだし、ここまで来たら殆ど心配はいらないだろうとの事でした。
薬はまだ2週間くらいは続けていく方向です。
それで再発するかどうか確認するみたいです。
そして、2〜3週間後には顔面の麻痺や頭の傾きも快復していくけれど、2〜3週間後に残っている後遺症は、たぶん一生残るだろうという事です。
見ていると可哀想で胸が締め付けられますが、とりあえずは命を持って家に帰ってきてくれたこと、水飲み場がびしょびしょに濡れている事、音が鳴る人形を間違って踏むとモコがすっ飛んでくること、ボーロをねだる事、鳴き声をきける事、これらが幸せでたまりません。
徹夜で28本以上も注射を打ち、看病してくれた先生に心から感謝です。



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