フレンチブルドッグひろば


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お名前 ディ<多発性筋炎>
コメント ぶちままさん、優しいお言葉ありがとうございます。

筋炎の症状は一言でいえば進行性の虚弱です。(脚の症状トピで書き忘れていましが)特徴的なのは咀嚼筋も萎縮するため、食餌の時ガツガツ食べていたのが水を飲むように舌先で食べるのでドライフードが器から散らばるようになり時間もかかるようになりました。このような症状も当てはまりますか?
我が家のブヒ(大吉)の治療は、ステロイド(プレドニゾロン)を体重1kあたり2mgの投与から始め 様子を見ながら加減していきました。ビタミン配合剤(ノイロビタン)も神経や筋肉の働きを助ける目的で使用しました。蛋白同化ホルモンの服用も考えていましたが肝機能の数値がよくなかったのでダメになりました。そして治療開始から40日後、ステロイドの投与が長くなっていることと、副作用(医原性クッシング、肝機能低下、皮膚炎など)も現れているので途中から免疫抑制剤(アトピカ)も併用しました。この薬は名前からわかるようにアトピーの治療に有効で 製薬会社は、筋炎に使用したというデータがなく服用は薦められないということでしたが、動物に使える免疫抑制剤は2種類しかないそうで藁をもすがる気持ちでした。
ステロイド(プレドニゾロン。。)は最高 体重1キロあたり10mg(計120mg)×7日、服用して やっと歩ける程度でした。この量は人間の子供なら許されないかもしれないと主治医が言っていました。副作用対策で肝保護剤、抗生物質も服用していましたが肝硬変手前までなり治療を中断せざるおえなくなりました。あと包皮からの汁で細菌感染を起こし膿皮症にもなりました。
前述の主治医曰く、「ステロイドの副作用で死なせたら獣医師の敗北です!それは絶対させません!」と。
毎日皮下輸液に通い(リンゲル液400cc,ステロイド、抗生剤、強肝剤)ステロイドを漸減し肝臓の治療にシフトしていきました。その過程で人間ならクリーンルームに入るくらいの免疫抑制がかかっていたので、 肺炎になり 酸素ハウスのレンタルをしました(基本料\15000,\1500/1日)そして低血糖か低カリウムからか てんかん様発作を起こしたりもしました。食餌も薬の服用も全く受け付けなくなり更に、脱水状態で目が角膜ジストロフィーに,そして舌炎にもなりました。
ひどい肺炎のうえ呼吸筋も弱くなり吠え声も掠れて出にくくなっていたのですが最後は不穏状態になり どこにそんな力が残っていたのかと思うほど1晩中吠えて 自分のことも私のこともわからなくなっているようでした。筋力は前肢が少し動かせるくらい残っていましたが、うつ伏せで胸の下に前肢があっても自力で抜くことは出来ず首は新生児のように据わっていないダラ〜ンとした状態でした。
絶食から9日目、おしっこがでなくなって丁度24時間経った時 息を引き取りました。前日の血液検査では白血球が8万を超え敗血症を示す数値になっていました。

私は以前 別トピで「ステロイドは医師管理のもと正しく使用すれば副作用の心配は少ないと言われましたよ〜」と書きました。しかし このような結果になりました。編集できなかったので申し訳ないのですが、ここで訂正します!
ステロイドは諸刃の剣と言われていますが、言葉の意味がよくわかりました。副作用が出ないように、でもステロイドはちょっとでも入れておきたいというと 治療が中途半端になるそうです=ステロイドは筋肉を低下させる作用もあるので。難しい選択でしたが 大吉らしく生きるために 副作用覚悟でステロイドの大量投与に踏み切ったのですが それが彼の為に良かったのか 正しかったのか、3歳1か月のこんなに短い人生(犬生)にしてしまって 今も悩んでいます。

肺炎が悪化してからは友人の小児&麻酔医にも診てもらいました。今回の治療に関して私が主治医に寄せていた信頼が崩れるような厳しい指摘や意見も色々と言われました。
獣医学と人間の医学は そもそも比較でするものではないかもしれませんが動物には治療法も薬剤も多くはなく、農水省に犬の難病研究班などないですし、かなりの格差を感じました。症例数の少ない病気は人間の医療からも大いに参考になります。 

ぶちままさんをはじめこの書き込みをご覧の方々に過剰な心配で負担をかけたら 心苦しく思います。ごめんなさい。
私がここで書いたことは自分のブログですべきことかもしれませんが ブログをしていないので 「脚の症状」トピの2つに亘ってこの掲示板をお借りしたことをお許しください。
わかりにくい長文にお付き合いありがとうございました。


「脚の症状」トピでも書いた 受診のきっかけの口がポカンした開いた表情(筋力の低下)の写真添付します。よく見かける表情かもしれませんが、うつ伏せ時以外ずっと口が開いていました。食餌もしにくそうで食べカスが歯茎と唇の間に挟まっていたり水も口からポタポタとこぼしていました。食欲もありましたが 初診時に体重が1年前に比べ2キロ近く減っていました。
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