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さくら
コメント
うちの子(トイプードル)も2019年8月24日にMRIの結果、脳炎と診断されました。
6月末に全身癲癇発作を数分起こし、その後はケロッとしており、いきつけの動物病院も「元気なら、診せに来なくてよい。癲癇は、小さい子にとってよくあることだから。」と言われたため、すっかり安心し、忘れていたところ、8月初旬に2回目の全身発作が起きました。ネットで検索したところ、「1カ月に1回以上癲癇発作を起こす場合は、病院に行きましょう。」というような記事がのっており、病院にいくべきかどうか考えている時に、8月21日に3回目の癲癇発作(5,6分)が起こり、病院に連れていき、至急、MRIを撮ることになった結果が、冒頭の脳炎です。。。
最初の病院(脳神経科がある総合病院)では、壊死性白質脳炎というヨークシャテリアがよくかかる脳炎だと言われて、なんとなく、「数日で死ぬ犬も多いというバク脳炎でなくてよかった」とほっとしていたのですが(壊死性白質脳炎は、あまり情報がなく、どれほど怖い病気かわかりませんが)、別の病院でセカンドオピニオンをとったところ、パグ脳炎でした。
うちの子は、癲癇発作を3回おこした以外、何も運動機能の障害はなく、最初の癲癇から、もうすでに3カ月経っているので、「まさか」と思いましたが、運動機能の低下ではなく、癲癇発作から始まる脳炎は「パグ脳炎」だそうです。
もう泣きそうで、小太郎のママさんと同じく、「脳炎 治る」でたくさん検索したけれども、1カ月で亡くなってしまったとか、悲しく怖い体験談しか載っておらず、何も手につかない状態でした。
フェノバールという癲癇予防薬と、シクロスポリン(アトピカ)という自己免疫抑制剤を飲みはじめ、1カ月経ちましたが、癲癇発作も出ることなく、無事、最初の発作から3カ月を迎えようとしています。
脳炎の治療薬を飲み始めてから、逆に、食欲は出て、散歩でも楽しそうに弾みながら、歩いているので、周りの皆さんは、「とても楽しそうに散歩していますね。」と言ってくれ、複雑な気持ちです。
今、診て頂いている先生のところでは、発症から10年生存した犬もいるので、「10年越えを頑張りましょう」と励ましてもらいました。しかし、朝晩12時間ごとの癲癇予防薬とシクロスポリンの投与(数時間ずれても大丈夫だと、先生には言われましたが、薬の血中濃度は一定にしておく方が効果が出ると、人に対するシクロスポリン投与方法に記載がありました。)は、仕事をしている私にとっては、時間調整がとても厳しいです。また、大きな癲癇が起こったら、さらに脳に傷つけてしまうので、発作が万一起こったら、すぐに投与くださいという癲癇止めの座薬も、私の留守中に発作が出たら、対処のしようがありません。そのため、外出中は、癲癇発作を起こしていないか、いつもドキドキです。
(見守りカメラの設置も考えましたが、癲癇を起こしているわが子をカメラ越しに見たところで、歯がゆい思いをするだけですので、止めました。)
今のところ、元気に生きてくれているし、薬がよく効いているらしく、むしろ、体調絶好調のように見えるので、とても喜ばしいことですが、このエンドレスの闘病、私の精神がすり減っていきそうで、「治る」(薬の投与が必要なくなる)ということはないのかが知りたくて、ずっと検索していましたら、小太郎ママさんの記事に出会いました。
希望の光が見えました。どうもありがとうございました。
小太郎くんが今でも元気でいますように。私とうちの子の心の支えになってくれますように。
と心から祈っています。
(追記)
9月24日、MRI診断で脳炎と診断されてから、ちょうど1カ月と1日目の朝。
とうとう何事もなく、1カ月が過ぎたと喜んだのも束の間、今朝、寝床にしているクレートから、びっこ引いて、よろめきながら、出てきました。後ろ足に力が入らないようで、歩きにくそうでした。夜中の癲癇発作に、私が気が付かなかったのだと思い、動物病院に至急診てもらいました。癲癇発作の後遺症ではなく、今の状態自体が部分癲癇だと思うという診断でした。
脳炎の診断の後、歯周病の手術をしなければならず、ステロイドを使うとその間大きな手術はできなくなるというジレンマの中、シクロスポリンから始めたのですが、本日より、ステロイドも投与することになりました。
このまま癲癇発作が起こらず、いつの日か、シクロスポリンも不要となるという夢は消えてしまいました。
すごくショックでしたが、皆さんと同じく、ステロイド併用の免疫治療、頑張って、克服したいと思います。
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