フレンチブルドッグひろば


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お名前 大五郎姉
コメント おこめ様

我が家の大五郎も3歳のときにシスチン結石が判明し、その後約10年間シスチン結石と付き合っていました。(2017年の8月に虹の橋に旅立ってしまったので。原因はシスチン結石ではありませんのでご心配なく)うちの大五郎は当初ストルバイト結石でしたが、シスチン結石へと移行しました。そして、シスチン結石は遺伝的な要因から発症するとのことで完治は難しいと言われました。
病院から言われた治療法としては、療養食とチオラという尿の中でシスチンを溶かす作用のある薬の投薬でした。そして療養食以外はいっさいあげないようにと言われました。シスチン結石は結石の中でも珍しく、主治医も夜間救急の獣医も初めて診察すると言われました。よって、治療方法もまだ確立していないと感じました。

大五郎は療養食およびチオラを投薬しても、血尿、血餅が出てそのたびごとに膀胱炎と言われて、抗生物質を投与していました。療養食も最初は食べていましたがやはり美味しくないようで、ご飯も拒否するように・・・・それで、自分なりにいろいろと考えて以下の方法をとりました。

以下は獣医さんの指示には反したあくまでも私のやり方ですのでご了承ください。

シスチン結石はアルカリ性の尿にすると固まらないので結石にならないから、アルカリ性にする必要はあるが、でも、アルカリ性にしすぎても膀胱が荒れてしまうのではないか?別の結石ができてしまうのではないか?それで血尿が続くのではないかと考え、朝・昼・晩・寝る前に尿のPHをはかりました。(人間用のPHをチエックする試験紙をネットで購入して)そして、1日1度はアルカリ性に尿をし、アルカリ性になりすぎていたら、酸性の食べ物(白米など)をあげて中性になるように調整することにしました。食べ物から尿のPHはすぐには変わらないとの話もあるようですが、私はこの方法でコントロールできました。(尿をアルカリ性にする食べ物、酸性にする食べ物はネットでいろいろと出てきます。)

基本療養食ですが、療養食はおいしくないようで、飽きてきました。よって、白身魚や魚系のふりかけをトッピングしていました。また、りんご、みかん、さつまいもやかぼちゃ、トマト、キャベツ、ニンジン、納豆などもあげていました。

療養食はロイヤルカナンの腎臓サポートとスペシフックのCKD、CKWをローテンションしていました。(ヒルズのU/Dは食べませんでした・・)ただ、これらの療養食は脂肪分が多いようなので、皮膚の状態が悪くなりました。よって、ドライをあげるときは、ぬるま湯であらって、油分を少し落としていました。
また、ハーブや免疫アップのサプリメントもまぜてあげていました。
おやつもあげてはダメと言われましたが、QOLを優先してあげたかったので、高タンパク質のジャーキーなどは絶対にあげませんが、おやつの成分表をみてタンパク質の低い野菜のボーロや犬用おせんべい、クッキー、ハト麦のおやつなどをあげていました。
おしっこをたくさんするように、水分補給のために薄めのヤギミルクもあげていました。

上記のやり方で、シスチン結石とは上手く付き合っていくことができました。

基本は療養食とチオラの投薬を行い、尿のPHを見ながら他の食べ物をあげる。
そして、結石になる前に尿と一緒に排出すればいいのだからおしっこは我慢させないようにしていました。寝ているときが一番膀胱に尿が留まっているから、寝る前にかならずおしっこをさせて、寝る前にもかならず水を飲ませて、夜中にも一度おしっこに行かせるようにしていました。

わが子のことを一番わかるのは飼い主さんだと思います。
私も10年前にシスチン結石と言われたときは、シスチン結石について情報もなく、途方にくれました。かなり試行錯誤して、うまくコントロールできるまで時間がかかりました。その間、大五郎にはつらい思いをさせたと思います。好きなものを食べさせてあげられない、もう長生きできないのではないかと、かなり落ち込みました。でも、今思えば、いろいろと好きな食べ物(おやつも含めて)もあげましたし、12歳10か月一緒にいてくれました。
だから、大丈夫ですよ。
どうぞ、いちばんよいと思うやり方でわが子を守ってあげてください!
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