フレンチブルドッグひろば


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お名前 ももえの母
コメント こんにちは。フレブル(4才雌)と暮らしています。

ごめんなさい。ちょっと厳しいこと言いますね。

4ヶ月の仔犬が、人や物を噛むのは、普通です‼

もうこれ、犬種は関係ありません。柴でもコーギーでも噛みます。(むしろ、柴やコーギーの方が、歯が大きくとがっていて、口に奥行きがある分痛いです…。)

なぜ噛むのか?というと、人間の赤ちゃんが、いろんなものを口に入れるのと同じで、仔犬は噛むことで、世界を学習していくからです。

ですので、犬を飼いはじめた以上、「噛まれたってこわくないぞ!」と、どーんと構えていてください。

犬は、世界を学習していくにつれて、だんだん噛まないようになります。ももえの場合、1才くらいで、人や家具をほぼ噛まなくなり、2才でまったく噛まなくなりました。ですから、そのくらい気長に考えてください。

いまのももえは、膿皮症(いま旬ですねー)で痛いところを触られても、「そこ、触らないで」と、そっと人の手に口もとをあてるくらいです。ももえの口に指を入れても、噛みませんよ。特別なにかをしなくても、犬との信頼関係を大事にして飼っていれば、必ずそうなります。

初めて犬、しかもフレブルを飼われるということなので、いくつかアドバイスさせていただきますね。

・ピーピー鳴るラテックスのおもちゃは与えない。
トイプーとかチワワならいいんでしょうが、フレブルの場合、噛みちぎって飲み込みます。内視鏡で破片を取り出すのに、5万円かかりました。いま、ももえは、ギグウィ のテニスボールを愛用しています。これは安全です。

・ひづめや鹿の角は与えない。
フレブルは、とにかく力いっぱい噛むのが好きなので、すごく硬いものを与えると、歯を割ります。ヒマチーは、ももえはガリガリ削る派なので大丈夫なのですが、犬によってはこれでも歯を割ることがあるそうです。ももえには、ハーツデンタルのボーンを、1日に2回(各5分)くらい与えています。大きな破片を誤飲しないように、ときどきバリをペンチなどで取ってやってください。

・犬とプロレスするときは、素手ではなく、必ずパペット型のおもちゃやグローブをはめる。
フレブルはプロレスが好きですが、素手でしてしまうと「手にじゃれてもいいんだ。噛んでもいいんだ。」と間違った学習をしてしまいます。うちでは、100均の鍋つかみ(手首まで隠れる大きさの)を二枚重ねて縫い合わせ、表面のキルティングステッチを全て取り除いて、ももえとプロレスするときに使っています。犬が、鍋つかみをしていない手や、顔を噛もうとしてきたら、すぐに遊びをやめて、犬を残してさっさと部屋を出てください。そして、数分ひとりぼっちにして、犬が落ち着くのを待ちます。
これを繰り返すと、だんだんと、犬にプロレスのルールがわかってきます。(叱ったり、叩いたりすると、犬がさらに興奮するので、逆効果です。)

・噛まれたくない家具などには、ビターアップルをかける。
ケチケチせずに、どんどん吹きかけてください。うちでは、2ヶ月に1本使い切っていたかも知れません。(ももえが成犬になった今は、まったく使っていません。)

・もし犬に噛まれたら、さっさと部屋を出て、犬をしばらくひとりぼっちにする。
先ほどのプロレスと重複しますが、フレブルは、人間が大好きな犬種なので、ひとりぼっちが一番こたえます。毎日、何回でも繰り返して、「人を噛むと、一人になって寂しい」と学習させましょう。

・犬の口からものを取り出すときには、必ず等価交換をする。
たとえば、散歩中に、犬がドングリや小石を口に入れたら、明るい口調で「ちょうだい!(もしくはアウト!)」と言って、口から取り出し、代わりにドッグフードやボーロなどを一粒与えます。犬が口に入れる度に、毎回です。大変ですが、これを続けると、「ちょうだい!」だけで自主的に吐き出すようになり、1才くらいには、ドングリや小石に見向きもしなくなります。(逆に、犬から取り上げるだけで、なにも与えないと、犬はドングリや小石に執着するようになります。実際、成犬になっても、飼い主が見てない時にドングリを拾い食いし続けて、胃からドングリがザクザク出てきた例があります。)

・なるべく早朝の公園に散歩に行く。
これは、私の持論なのですが、早朝の散歩で公園に来ている飼い主は、本当の犬好き、犬マニアが多いです。犬の飼い方をよく知っているし、犬の心がよく分かっています。そういう方たちとお知り合いになると、色々相談できて心強いです。また、犬も、他の犬からいろいろ学びますので、犬にとっても良いことです。

ああ、長い…。ごめんなさい。でもあの、犬は1才までが、一番大変な時期なんですよ。まだ犬を飼っているのではなく、犬を育てている段階なのです。1才を過ぎれば、全然ラクになりますから。気長に、ほめて育ててあげてくださいね。

犬の本も、今はいろいろ良いものが出ていますので、ぜひお読みください。ヴィベケ・リーセさん、藤田りか子さんの「いぬ語会話帖」をオススメします。表紙はかわいいフレブルです。
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